みろくの森 大展望


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■437mからの大展望■

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標高はたったの437m、濃尾平野の北東隅、尾張と美濃の間にあります。
南西側には濃尾平野が広がります。名古屋駅の高層ビル群もくっきりと。
もっと天気がよければ、名古屋港や伊勢湾も望むことができます。

西側には、尾張北部の丘陵地帯が一望です。
尾張富士やその麓に入鹿池、そこには住民登録している「博物館 明治村」もあります。
その向こうには金華山と岐阜城が威容を誇ります。

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意外に好きな景色は、能郷白山側へ連なる、
木曽山系から派生する山稜の延長線にある準平原です。

緑の森がうねうねと波打つち重なる様は、このあたりの山深さを実感できる景色。
こちら側は、風が下から吹き上げてきて、夏はとっても涼しい。

夕陽もこちら側に沈みます。誰もいない頂上で、夕日に染まるこの景色を見ることができるのも、裏山の良い処です。

















真西の遠くには、伊吹山を見ることができます。
日本百名山、標高はそう高くはないですが、独立峰なので風格があります。
あの向こうはびわ湖でその先はすぐに日本海、冬は伊吹颪が濃尾平野に吹き付けます。
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真北には白山山系がどっしりと構えています。
焦点がありそうで合わなさそうで 手が届きそうで届かない この距離感が 神々しい。
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北北東には霊峰 御嶽がど〜〜んと鎮座しております。
その左には、乗鞍岳があるはずですが、この写真では見ることができません。
“歩いた山は美しく”見えると言います。 まさに何度も歩いたこの山は見るたびにその当時の思い出が甦ります。
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やはり、一番の壮観は北東の景観でしょう。
中央アルプス、木曽山脈の峰々がずら〜〜と横たわります。
冬の空気が澄んだ日に、雪を抱いたこの連邦がはっきり見えると神々しいまでに美しい。
北側の木曽駒から、最南の恵那山まで、すべて見渡すことができます。


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標高が437mは、馬鹿にしたものではありません。
こんな山が身近にある幸せを思わずにはいられません!!!!!

2013年5月4日<記> 2016年2月13日<改>




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