空と雲と山歩き

空と雲「瀬戸内祝島上空」 3色ロゴライン

空と雲と山歩き>空と雲

◆  ニュース リリース  ◆
強風とつるし雲
2024年3月26日
会社からの帰宅途上、西側から強風が吹いていた
西側にある鈴鹿山地を超えた風が、雲を作ったに違いない、きっとこれが「つるし雲」
強風が吹いているのに雲の形状があまり変わらない
山にぶつかった強風のうねりが作る不思議な現象
降雪雲
2024年1月13日
寒冷前線が通過した。
前線が引き連れてきた雲が濃尾平野から東に去ろうとしている
名古屋の高層ビルを飲み込む雲と西から迫ってくる青空との対比が印象的
元旦の能登半島大地震、被災地を思う
降雪雲
2023年12月17日
大陸から寒気が南下
太平洋側でも相当寒くなった 3℃
どんよりする雲から、雪だろう…雪が局所的に降っている
本格的な冬の到来
朝焼けの雲
2023年10月23日
高層に雲があって、日の出前の朝日が当たる
波長の長い赤色は下層の澄んだ空気を直進して、茜色に染める
夕焼けより、朝焼けを見る確率は低い
今日はどんな日になるだろう
朝焼けに虹
2023年8月14日
台風7号が南から迫ってきていて、湿った空気が流れてくる。
その低い雲に朝焼け、細かい雨に太陽光がが背後から差し込み虹が出来た。
茜色と虹の7色のコラボレーション
朝の5時過ぎ・・・人知れず起こる気象の妙
黄砂の夜空
2023年4月12日
春になると中国のゴビ砂漠から砂が舞い上がり、偏西風にのって日本に流れてくる。
昼間なら視界が悪くなり近くのビルや山々がかすんで見える。
いやな天気。
夜は夜で、街の灯が、黄砂の一粒一粒にあたって乱反射するのだろう。
夜霧とは違うなにか、不思議な光景になる。。 
青い雲
2023年3月18日
春の天気は変わりやすい。
暖かい日が続いたと思えば、大気圧が寒気を連れてくる。
寒冷前線が上空を通過して、通り過ぎた直後か
低く垂れこめた雨雲が途切れ始め、途切れの向こうの青空が見えるのか
雲のが不思議な青い色になる。 
巻雲
2023年1月22日
冬の南岸低気圧が発達中で東シナ海にある
遥か尾張でも、朝から巻雲(絹雲)が見えた 徐々に雲が増えていくだろう
最近増えた飛行機雲も湿度が高い上空ですぐに広がっている
シベリア寒気団が南下してくれば明日は雪かも知れない
そんな予想をまったく感じさせない青空と朝の雲 
残暑の虹
2022年9月17日
9月まで暑かった 時々、雨がスコールのように降る
太陽を背に、対日点が42度で雨粒があればスクリーンの役割を果たして虹となる
スクリーンが乱れて、虹も乱れた
今年の夏は虹まで狂わすか・・・ 
朝焼けの色変化
2022年7月31日
名古屋の真ん中、ビルの10階から朝焼けを見る 遠くに御嶽のシルエット
朝焼けの理屈は夕焼けと同じだか…赤から始まり橙色、黄色と薄くなっていく、夕日は逆になる
なにより、夜に汚れは地表に落ち、朝の空気は澄んでいるので、空が 眩しい
スマホなので画質は悪いが、思い出の一枚
梅雨明けの雲
2022年6月23日
今年の梅雨はたったの13日で明けた
夏日で34度まで上昇し、積乱雲が発生
その積乱雲が、成層圏にぶつかり「かなとこ雲」になったか…
それが崩れて、高層で広がった。「かなとこ崩れ」と呼ぼう。
夏が始まる。
三寒四温の春の空
2022年4月16日
春の天気は、数日おきに変化する。
寒い日、暑い日、雨の日、晴れの日の繰り返しで徐々に夏に。
美濃の納古山、快晴の日に歩く。
下りの林道から里に出る。急に空が広がり、青い雲に楽しい雲を発見。
高層にある筋雲が風に巻かれている。次の低気圧が近づいている証拠。
夕焼けと銀河系
2022年1月8日
新年。空気の澄んだ雲の無い一日の日暮れ。茜色の先に宇宙の群青。殊の外、美しい。
夕焼けは1日1回の自転が故に太陽があたらなくなる区切り。新年は、地球の公転軌道を1周した区切りに過ぎない。
実は太陽も自転しながら2億年かけて銀河の中心を公転しているとか。銀河系も・・・
そんなことを考えながら、漆黒の宇宙を眺めていると、一番星の金星が輝ぎだした。
流れ雪雲
2021年12月25日
年末の数年に一度の大寒波がくる。近鉄電車から左奥に鈴鹿山地方向の絵。
大陸からの強い寒気の流れが日本海の暖流の湿気を凍らせ、北陸に豪雪を降らす。
琵琶湖を超えて鈴鹿にもぶち当たり雪を降らす。
この雲は勢いあまって山を越えてきたに違いない。流れ雪雲。
冬の雲と満月
2021年12月20日
仕事帰りの帰り道。正面に満月が雲に見え隠れ。
冴え冴えという言葉が、ぴったりの冬の月夜。
朧月(おぼろづき)は春だが、こんな月夜は何と呼ぼう。
とても良い月なのだが・・・、寒いのであったかい家へ帰ろう。
濃尾平野の雲
2021年9月26日
前線の雲ではない。
気圧の谷に太陽洋側から湿った空気が平野に入り込み、
上空には寒気が来たから入って来る。
暖かい湿った空気は軽いので上昇すると寒気とぶつかり合い低い高度に雨雲が出来る。
そうか今日は平年よりちょっと涼しかったな、冬の前の秋の本番が近い。
並雲
2021年8月15日
積雲の変種だが、よく見かける雲。上空2000m辺り。
高さと幅が同じくらいの雲をそう呼ぶ。それが連なるとこんな感じ。
雲底は太陽光が届かないので暗く見えるらしい。
まだ夏なので下界は暑い、上空に冷たい空気があるのでたくさんの雲ができるのだろう。
早くも、空の上では秋の訪れが始まっているのか。
2021年夏
2021年8月1日
今年の夏、暑い。
今日も尾張は35度。 結構、当たり前の数字になりつつある。
佐久間ダムから望む積乱雲。ぐんぐん成長中!
山塊を超えてやってくるダイダラボッチに見える(笑)
地表が熱くなると、積乱雲のできるスピードも速くなっているような・・・そんな気がしてくる。
梅雨の晴れ間
2021年6月20日
今年の梅雨入りは早かった
前線が沖縄に交代したのか、久しぶりの青空、梅雨の中休み
一斉に一列にさぁ〜と引いていく感じの雲、「引き列雲」とか名付けたい(笑)
青空や雲の純白さに夏を感じる
ムラサキな朝焼け
2021年2月10日
紫色の朝焼け、魔法のような色
紫は波長が短く、オゾン層に吸収させて普段は見えないはずだが
これはなにかも間違いか、奇跡か!? 紫に見えるだけで雲のグレーに朝焼けのダイダイが混ざっているのか
朝焼けや夕焼けは変幻自在な色を見せてくれる
雨柱
2020年9月10日
夏の終わり 幼い頃は夕立が良く降った
最近はゲリラ豪雨とかいって、局所的に大雨が降る
南から湿った空気がどんどん入ってきて、積乱雲が一気に出来る
正式名称ではないが、「雨柱」と呼ぶ
不気味な雲と柱・・・気候変動をまざまぜとみる思い
大都会の虹
2020年9月3日
台風が南側から湿気を呼び込み、この地に雨を降らせて、虹が出来た。
名古屋の高層ビル群にかかる大きな虹。美しい!
背景の青空にカラフルな虹が映えて綺麗だが、なにかが違う。
その巨大さがより際立っていることに気が付く。
瞬時にできるこの巨大な自然の現象の前では、人の営みは小さい。
梅雨前線
2020年7月7日
今年の梅雨は、ここ数年は線状降水帯が発達して豪雨被害が出る。
梅雨前線はオホーツク高気圧と太平洋高気圧の鬩ぎ合い。
チベット高原で分流した亜熱帯ジェット気流がオホーツク海でおねを作ると、オホーツク海高気圧が居座る。
太平洋高気圧が弱いと、8月まで梅雨が明けずに、冷夏となるらしい。逆なら猛暑。
分厚くてでかい梅雨空、小さな名古屋の高層ビル群を眺めながら、そんなことを考える。
ピンクスーパームーン
2020年4月9日
4月の地球に最も近づく満月をアメリカではこう呼ぶ
ピンクの花が多いから。さしずめ、日本はサクラの季節。
最も近い軌道で35万キロ、遠い軌道は40満キロ、明るさが30%違う。
月のお顔も良く見える。公転と自転がともに約27日なので地球にはいつも同じ顔を見せる。
月の重心点に偏りがあり、それが常に地球の重力に引っ張られてるからだそうだ。
月の兎はいつも餅つき、ずっと見られているのでさぼれない(笑)
写真は朝焼けの月・・・なんとなく桜色
夕日の科学
2019年12月1日
太陽が西へ傾くと、太陽光線が空気中を斜めに横切り、光が水滴や塵埃を通過する距離が延びる
短い波長の光ほど早く散乱して見えなくなる…紫、藍、青、緑、黄、オレンジ、赤の七色
昼間は平地では「青」、そういえば、高山では「藍」色に近ずく、夕方になると長い波長「赤」が残る。
大気の層がうすければ、平地では「紫」空、夕方は「緑」なんて世界だったかもしれない。
それはそれで見てみたいものだ。が、世の中は大混乱
白灰の積乱雲
2019年8月13日
ふっと、東に目をやれば、
白い巨大な積乱雲とその下に黒い湿気を帯びた雲が重なる
赤いと白が印象的な日
赤い積乱雲
2019年8月13日
超大型の台風が南方にあり湿った空気を日本へ流しこみ、
夕方になると見事な積乱雲が発達する。 夕日で赤く黒く染まり不気味。
暑さと湿気でこんなエネルギーの塊が怪物のようになる。すごい、カミナなった!
積乱雲の群れ
2019年8月2日
温暖化の為か、このところの夏は酷暑。
秋田でも30度を超え、名古屋への帰路でも飛行機は積乱雲を避けて飛ぶ。
アルプス上空、積乱雲が乱立、山は土砂降りの夕立だろう。
低気圧のエネルギー
2019年6月15日
980haの低気圧が南岸を通過、 大きな黒い雲が西から東へゆっくり進む
太陽光がすべての源泉、70%は大気と雲と海と陸地に吸収される。水が蒸発して大気がダイナミックに動く。
我々の身体の源泉、植物は太陽光で光合成するが、たったの0.05%未満
空を見上げる雲の動きには遥かなエネルギー が満ちている!
積雲状のレンズ雲
2019年5月3日
西からジェット気流に乗る
低層も風が強いのだろう気流は紀伊半島でせり上がり、積雲を作る、山脈のようだ
右奥、積乱雲の上に笠雲! ジェット気流と積乱雲と乱気流の出会いが起こす一瞬の現象
風は奇跡を起こす
日の出前の雲海
2018年12月16日
王ケ頭から日の出前の雲海 荘厳な雰囲気 −10度
強い風で 雲が溶岩台地に打ち付けられ 砕ける 静かな夜明けと激しい雲の動き
富士山が波間に見え隠れ 美しい…
秋と宇宙
2018年11月24日
雲一つない日暮れ 太陽が鈴鹿に沈んだ後
茜色が次第に薄くなり…漆黒の宇宙が広がる感じ
美しい…そこはかとかく怖い
雲百景
2018年11月18日
旗雲…なんとも不思議な整列
上空の風の動きが見える 一定の腺を境に右に刷毛を佩く…そんな風
雲は風と湿度の気まぐれ
...なにに見えるかはその時の自分の心象を映す
秋の朝
2018年11月16日
秋の朝 巻積雲が東の空に広がる 太陽に雲が眩しい
大陸育ちの高気圧は空の下 今日はきっと秋の羊雲が映える空になる
そんな予感がする、さわやかな朝

太陽と雲
2018年8月18日
伊吹山 北尾根 汗だくで鞍部に到着すると 風が吹いた 空を見上げる
夏の日差しはまだまだ厳しく 白い雲と青い空が夏色
太陽が雲に掛かって やっと日差しが和らぐ

アジアの積乱雲
2018年5月14日
バンコックの空の上 稲妻光る積乱雲
太陽に熱せられた地面から一気に、対流圏を1万mまで駆け上がる
上層は氷、下層は水滴、地表付近は雷雨だろう
飛行機が避けるほどの巨大で圧倒的エネルギー
2018年1月26日
早朝、雪 晴天に向かう
ぶ厚い積雲が 流れ去っていく 急激に天気は好転
青空と豪快に流れる大きな雲が 気持ち良い 
飛行機雲と黄昏時

2018年1月21日
夕暮れ時 森 飛行機雲が放射状に広がり夕日に染まる
山小屋で 認知症の悩みをつづるメモをみた 
?昨日の晩飯は確か、煮物 サラダ…なんとか言えた…” 
頑張れ ご老人!  黄昏とメモが重なる
隙間雲と天気の行方

2017年11月3日
すきま雲というらしい… 秋の青空 上空5000m辺りに広がる 小さな雲の散らばり
この「隙間」がどんどん広がって 雲のない秋晴れとなる
?ご機嫌な?高気圧が近づくサイン 
眺めていると 小さな悩みも ?晴れる?気がする
夏の山の上の積乱雲

2017年8月5日
真夏、山頂で汗ばんだ体を休め、飯森山から秩父方面を望めば
山より大きな積乱雲が真っ白に聳え立つ
雲のはぐんぐん盛り上がり、凄いエネルギー
こっちまで元気になる
停滞前線の雲雲

2017年7月12日
梅雨末期の停滞前線の雲 新潟上空
オホーツク高気圧と太平洋高気圧が同じ力でぶつかり雲ができる
北の冷たい空気と南の暖かい空気のせめぎあい
南がちょっと優勢かな 近づく夏の予感
青から赤へ

2017年2月12日
冬の夕日は、ほんとうに美しい
波長の短い「青」が徐々に塵などにケチらされ、波長の長い「赤」が残る…
太陽から地球への距離と空気層の厚みが起こす「奇跡の色変化」
地球に住む人が、この美しい光学現象を見ることが出来る―幸せ
真っすぐに

2017年1月3日
瀬戸内上空 早朝 海がキラキラ 雲が一直線 空気がこう流れているんだろう 気持ち良いほど
中央やや左は「祝島」 真上から見るとハート形 正月から目出度い
今年は、『真っすぐ』に生きていこう そう思わせる偶然の産物
人は単純だ
茜空

2016年9月25日
秋の空に雲が多いと 夕方にこんな空になることがある
水に絵の具が入りそれが混ざっていくような 濃い茜
雲も空も 自分も秋に染まっていく
抜けた

2016年7月31日
誰もいない夏山、中央アルプス縦走路の入り口
聞こえるのは自分の登山靴が地面を踏む音と遠くに聞こえる風
「抜けるような青空」
透き通った空気がどこまでも続く感じ、”青い”けど無色透明な感じ
空も抜けたが 自分も抜けた
綿菓子雲

2016年3月19日
夕方、駅へ向かう途中に、
丸っこい雲の向こうに夕日があり、白い雲筋が際立った。
綿菓子に見えるのは私だけだろうか・・・ ああ、うまそう でも綺麗だ・・・
まさに、雲と太陽と時間の絶妙のタイミングでの変形雲
ぼけっと眺めていると、予定の電車に間に合いませんでした(笑)
沖縄上空

2016年1月2日
石垣島へ向かう途上、沖縄本島辺りの上空。
地表には層雲がびっしり詰まり、眼下は真っ白、その上は雲がなく真っ青でした。
こんな、この境目を眺めるのが好きです。
白と青の境目ではありません。対流圏と成層圏の境目。 
窓の向こうは、マイナス70度の別世界です。 
朝焼け

2015年1月14日
新年早々の裏山の朝焼けです。
朝日の茜色が雲に映えて、はっとする 美しさ !!
明るい年になるような予感と期待の象徴。
凛とした早朝、この大空の幕開けに 新年の願いを重ねます。 
京都の秋空

2014年11月15日
秋の京都へ。    五重塔で有名な東寺へ。 曼荼羅の世界へ。
雲一つない秋空の下、紅葉と五重塔が映えます。 
五重塔や講堂内は曼荼羅の世界です。 曼荼羅は宇宙の世界観。
どこまでも澄んだ空は、宇宙へとつながっています。 千年前にこれに気付くとは! 
奈良の秋空

2014年11月8日
高校時代から憧れ 「奈良の正倉院展」 へ初めて行きました。
1,200年以上前の奈良の都のお宝を鑑賞した後、 空を見上げた。
高層雲、房状雲から層状雲への変化の途上でしょうか。 
秋の雲、高い位置にあるこの雲は 表情豊かで美しい。
天平の甍の上に広がる雲、この古き都で見る雲は美しさが増します。
秋の夕雲
2014年10月25日
秋の陽はつるべ落としです。 アッという間に鈴鹿に沈んでいきます。

高層、中層と重なる雲、澄んだ空気、夕日が雲に映えます。
肌寒い外で、コーヒーでも飲みならが、秋の夕焼けを楽しむ。 幸せな時間。 
すこしの肌寒さが、また、良い。
秋の夕日は美しい、いとおしい、悲しい。
複雑な真相心理を、大空のキャンパスに描いたような、そんな風景にも見える。
巻層雲
2014年9月7日
秋の巻層雲です。 
日本の南側に前線が停滞しています。 相変わらず、天気は不安定。
前線が少し南側に動くと、天気が良くなります。 今日は久々の夏らしい天気でした。
夕焼けが美しく、雲を茜色に染めます。 
大空が波打ち際の浜辺の如く、高層ビル群と比べると良くわかる 大きな波です。 
降水雲
2014年8月は、ほぼ1ヶ月 天候不順でした。
降水雲、「こうすいうん」です。 
太平洋高気圧の張り出しが弱く、上空に北から寒気が降りてくると、不安定な状態となります。
局所的に雨雲が発達して、バケツをひっくり返したような雨となりました。 広島で被害が出た年です。
裏山からわが町をこの雲を見ていましたが、あっという間にこまでやってきた。 うぁ〜 
ちょっと、地球規模での気候変動が起きているような・・・そんな気がします。
乳房雲
2014年5月22日 新幹線から静岡付近
出張の帰り、空を見上げていると不気味な雲でした。
この日は、上空の太平洋側の低気圧の通過に伴う暖かい湿気と北から降りてきた上空の換気がぶつかる不安定な状態でした。
その不安定さを象徴するような、下に垂れ下がるほどに黒くなる不気味な雲 乳房雲(にゅうぼうぐも)
その一つ一つの乳房の大きさ、そのどす黒さ …
一触即発で雨が降るのは確実です。下からつついてやろうか!
濃霧
2014年1月21日早朝 裏山 濃霧
霧は空気中にある水分がなんらかの理由で飽和状態となり、水滴となり空気中に浮遊する状態で、地表を覆うものです。
絵的には白黒のモノトーンの世界、色がなくなり、独特の世界が広がります。
一方で、現実、山で遭遇するとたいへな不安がよぎります。
“先が見えない不安”が 安全への不安を呼び起こすわけです。 文学の世界では、よく人生を霧に例えられるわけがこれ。
でも、山では地図があれば、先が読める。天気図があれば、霧の向こうにはちゃんとした道と上空には青空があることがわかる。
不安な時は、先読み・大局読みが大事だな〜なんて霧は教えてくれるのです。
青空と霧氷
2014年1月19日記
霧氷は空気中の水分が枝に着床する現象 半透明で太陽光があたると光が乱反射して美しい

特に背景が青空だと、その美しさは際立つ
1月12日三峰山はそんな好条件に恵まれました
濃淡のない綺麗な青いキャンバスを背景に、ブナやヒメシャラの複雑に延びる枝に霧氷が線を描く
芸術品のようなそんな立体トンネルの間を歩きます

夏から秋へ
2013年8月31日記
今年の夏は暑かった 猛暑日やスーパー熱帯夜の連続
人生の一大転機 空を見ながら考えることが多い
やっぱり空と雲は好い
そんな夏でも、地球が傾き、動いている限り 季節は巡る 空は高いところから秋へと向かう
夏空の高い位置に巻雲と巻積雲(房状雲)が気持ち良く漂う
あそこま五千米以上もある 手は届かない
空の妙
2013年3月17日記
とある日の夕陽 「紅」と「蒼」の色のせめぎ合い
空気の層の厚い地平線よりは赤く、プリズムの厚みが足りない部分にはまだ青色が残って
それが雲で、綺麗に分かれ、絶妙の絵模様となっています。
空の妙技です。
夜明け前
12年10月26日 日の出前の美ヶ原からの神聖な雰囲気です。
夜明け前 理屈は夕焼けも朝焼けも同じです。
違いは、夕焼けは空の青色が徐々に赤になり、そして暗赤から暗闇へ、朝焼けはその反対に変化します。
朝日は出るとぱっと明るくなり、一気に空が変化します。
それは劇的です。
その劇的さを、予感させる“夜明け前”のこの瞬間が好きです。
その先に、明るい今日がまっていることを予想させるエピローグ。
いつ、みても、本能的に感動できる景色です。
いろんな雲
11年9月19日、9月は直撃台風が多かった。
秋に台風が近づくと、秋雨前線を刺激したり、西から東に雲が流れなかったり、気圧が乱れてます。
いろんな雲を見ることができます。
雨が降り出しそうな下層雲、層積雲でしょうか、遠くは副変種である降水雲もありそうです。
中層には高積雲、太陽光はあびて美しく光っています。もしかすると二十になっているかもしれません。
高層には、少しだけ巻積雲っぱいのが覗いています。
それを突き刺すように太陽の光が差し込んでいます!! 摩訶不思議!
ど真ん中に青空!この対流圏10kmの世界にここから飛び上がってみたい。
マジックアワー
10年7月17日、マジックアワーです。
日没後に数十分程体験できる薄明の時間帯。
光源となる太陽が姿を消しているため自然環境としては限りなく影の無い状態が作り出される。
夕日とは違うまた、神秘的な雰囲気になります。
ちょっと暖かく、ちょっと寂しい、郷愁をさそいます。
映画や写真の世界の用語であることも頷ける。
夕焼け小焼け
09年11月末、自宅からの“夕焼け”です。
なにやら、くれなずむ空の濃い茜色と空の群青色がよい感じ。
太陽光は7色に分解され、青色は粒子に当たり散乱しやすい。
よって昼間は青色が全体に広がり、夕方になると太陽は斜めから差し込む為、大気を通る距離が長くなり、青は散乱しきってしまい、「赤」が残る。
その赤が見える分岐点が、夕日のタイミングなんて!
なんと大気の層と地球と太陽の関係の偶然!“奇蹟”と呼んでも過言ではない。
もうちょっと大気が厚ければ、昼間は真っ赤だということ。
そう思えば、この奇蹟の天体ショーを毎日楽しめるなんて、なんと幸せなことか。
標高10,000m
09年6月23日(火)出張で飛行機に乗りました。
上空10,000mあたりの空です。
くすんだガラスを通しても、空が青い、群青色なのが良く分かります。
山に登ると空の青が濃くなりますが、このあたりまでくると神秘的な青さ。
太陽光の青は散乱しやすく、空気の粒子にあたり四方八方に散らばります、その散らばりを見るので空全体が青くみえるのです。
上空に行けば行くほど、その散らばりは少なくなり、青が濃くなります。
そんな理屈より、宇宙に近づいていると思う方が、味があります。
山頂で寝転がってみる青空にはかないませんが、このもっと藍は、見ていてあきません。
延々の積雲
09年6月6日(日)ウルプ城とその森へいきました。
その森のはずれからの“空と雲”です。
不安定なこの地の気象条件らしい、積雲が広大な平原に広がっています。
複雑な空気の動きで雲の形も複雑に変化します。
この雲がかたまれば雄大積雲にもなり、霧散すれば晴間が広がります。
積雲の連なり、いったいどこまで続いているのか。
不安定さが魅力でもある、この地で良く見かける空の風景です。
空と海
09年3月15日(日)ベルギーの海へ初めていきました。
クノックスというベルギーにある数少ない海辺のリゾート地です。
久々の快晴、まだ春先ですがきもちが良い。
青のグラジュエーション
宇宙に近い藍(あお)から、大気の暑さにあわせて徐〃に薄くなる青。
海まで蒼(あお)ければもっと良かったのですが、この海はそんな真っ青な海ではなさそうです。
雲ひとつ無いものすこし寂しいですが、潮風とととに“あお”を楽しめます。
08年8月13日(水)夕方、虹が見えました。
きれにに半円になった虹です。
水滴がプリズムの役割を果たし、光が分解されて帯にみえる大気光学現象。
純粋に「うあ〜!きれい!」といわせしめる自然現象です。
自然の瞬間の芸術。
ブラッセルの夕焼け
08年6月22日(日)、家から眺めた夕焼けです。
水に絵の具を溶かしたような雲。
夕日も雲が高く、遠くになるほどに光が届かず、暗くなるこのグラジュエーション。
雲の間に残る青空。小さく点に見えるのは飛行機です。 なにか日本の夕日とは違う、不安定感、この街の夕日らしい夕方です。
空と空港と飛行機
08年5月12日(月)、家に猫の額ほどの庭があります。
夕方になると涼しくなりデッキにでてよく空を眺めます。
各国からの飛行機ラッシュで、2〜3分に一回の割合で直陸体制に入った飛行機を見ることができます。
この日は晴天、スイスエアーが飛んでいました。
ブリュッセルもチューリッヒも国際機関が集まる都市、飛行機も多い。
快晴の青空を、デッキに腰掛けコーヒーを飲みながら、欧州の空に思いを馳せる。
ぜいたくな一日!
ドーバー海峡と空
08年3月24日(月)、機上からドーバー海峡を初めて見ました。
積雲が海上に点々と浮かぶこの光景はなにか感動的でした。
この海峡は34kmで遠泳のメッカとして有名です。
成功率は60%らしい、なかなか難しい遠泳です!
成功した人もしなかった人も晴れた日はこんな雲も下から考え深げに眺めたでしょう。
有名な海の空は上から眺めても下から眺めても絵になる風景です。
ヨーロッパアルプス初見
08年3月7日(金)、イタリアへの出張途上 機上から本場ヨーロッパアルプスを初めて見ました。
こんな写真では感動は伝わりませんが、本当に感動しました。
ユングフラウからマッターホルン方向のはずです。
プレートとプレートのぶつかりあいの結果、この4000m超の山塊!
本州と同規模の山脈が延々続くと思うとその規模の大きさに目がくらみます。
北アルプスの冬の絶景
07年11月17日(土)、機上から初冬の北アルプスの絶景を楽しめました。
何度も飛行機から山を眺めましたが、最高の条件が整いました。
機上から峰々を眺め、夏秋の思い出を思い起こしていました。
白露の空
07年9月9日(日)、前日の8日は24節季の一つ白露です。
「露が白く見える」という意味で、朝夕が冷え込み露が降りやすい。
雲間から差込む太陽の光、西洋では“天使の梯子”と呼ばれるそうな。
気象用語では「光芒」と呼ばれる現象、科学的には、チンダル現象となります。
「光が進む空間に多くの粒子が存在している状態で、その中を強い光が通過した時に、光路が散乱光のために光って見える現象」
ことのようです。
理屈は横に置いておいて、まったく“白露の空”らしい空と雲です。
雄大積雲と富士山
07年8月上旬、機上から雄大積雲と富士山です。
この時期、立秋を過ぎた頃、気温は最高潮となり、積乱雲もたいへん発達します。
富士をはるかに凌ぐこの高さ、夏が造るこの造形美。
太陽で地面が熱くなり、水蒸気が上昇し、上空で冷やされ水滴となり、気流に乗って空を駆け上り、こんなに大きくなります!
これぞ、“日本の夏の空と雲”という感じ。
巻雲と残雪のアルプス
2007年6月 梅雨の晴間、機上から巻雲と眼下のアルプスです。
機上からこれだけの山々が見えることはめったにない。
3000m級の山々と大空の巻雲がなんともさわやかです。
手前が中央アルプス、その奥左から白山、御嶽、乗鞍、北アルプス(穂高・槍)!
残雪のこの季節、銀嶺の山々は神々しい。
五月晴れ
2007年五月晴れ、5月下旬の空と積雲です。
本来「さつきばれ」は梅雨(6月頃)の合間の晴れ間を指すそうだ。
最近では「ごはつばれ」と読んで、5月の晴れ間を呼ぶようになったとか。
梅雨前のこの季節、いろんな形に変化しながら続く積雲が点在するそんな空。
空の青さの色の変化と白い雲の形の変化。
富士山と積雲(積乱雲)
機上からの富士山。
2007年4月4日、季節はずれの発達した低気圧が中部を通過中。
松本上空から遠く富士山を望みます。
八ヶ岳や南アルプスはこの積雲から積乱雲へ発達中の低気圧の下、相当の雨がふっているでしょう。
まもなく、東側の富士山にも雨域が及ぶはずです。
雲の下は大雨、雲の上は快晴、その向うに富士、天気の不思議を見る風景です。
冬月と雲
冬の月。
仕事帰りにバス停から自宅までよく空を見上げます。
冬は月や照らされる雲が美しい。
雲の合間から月に覗かれているような、そんな感じ。(下手な写真…)
春ならば朧月夜で、ほわっとした感じですが、
冬の寒気に浮かぶ月の姿や雲を見ていると、冴々とした気持ちになります。
「鳰の海やひらの山風さゆる夜の空よりこほる有明の月」僧正慈能
雲海とご来光
北岳肩の小屋から雲海と富士山とご来光です。
層積雲である雲海と上空の巻雲に太陽光が当った瞬間です。
 私の体にもさっと体にエネルギーがあたります。
 なんとも表現方法のない、熱いなにか、太陽光の不思議、神々しさ。
 言葉なく眺める同宿の方々、“ご来光”と呼ばれる由縁でしょうか。

 
鳳凰三山の鳳凰!?
北岳を左俣ルート下山中に発見。鳳凰っぽい!?
 いわゆる巻雲、上空の風の流れでいろいろな形を造る。
 左俣ルートからは真正面に鳳凰三山が見えるのです。
 偶然にしては出来すぎ、自然の不思議。

世界遺産 白神山地の雲
白神山地にある十二湖上空の典型的な秋の巻雲です。
 早朝なので原生林はまだ暗い。
 空は快晴で真っ青、雲は他のどんな雲より白い巻雲。
 樹枝から伸びているようなまっ白な雲。

対流圏と成層圏の狭間
東シナ海上空10Km、ちょうど対流圏と成層圏の境目あたりの雲の模様です。
 微妙の空気の動きとなんとも言えない色彩が独特の雰囲気を醸し出しています。
 こんな景色が見えるので、機窓(車窓!?)から離れられません。

八ヶ岳の夕日
 私の好きな八ヶ岳山麓での、カラマツと夕日に映える雲です。
 雲の夕日の映え具合が、炎の様です。

 
茜色の夕空
自宅からの秋の夕焼け。
  茜色が美しい。遠近の濃淡がまた奥行きを増す。

 
御嶽山頂上空
 標高3000m、独立峰が故に四方から気流が入り込む。
 気流の乱舞が造る造形美。

 
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