雨の木曽駒高原

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2007年10月27日〜28日(日)、大雨 翌日 台風一過。
会社関係の親睦会が木曽駒山荘。
木曽駒ヶ岳を越えて(アルプス超)、颯爽と山荘に現れようとしました。
が、生憎の大雨だっとのので、木曽駒高原を逍遥やっぱり逍遥となりました。
大雨の中の紅葉狩りも乙なもの!?

木曽駒高原 
木曽福島を東へ登った1000m〜1200mの高原です。
最近は別荘地として開発されています。
木曽福島からバスで大原に立ちます。
最後までバスに乗っていたのは私だけ。
木曽福島の関
木曽福島は歴史ある街で、木曽駒ヶ岳の西、御嶽山の東に位置し、深い深い渓谷の宿場町です。
中仙道11宿の一つ、日本四大関所の一つでもあります。
「山蒼く 暮れて夜霧に灯をともす 木曽福島は谷底の町」(太田水穂)。
木曽古道
中仙道よりはるか昔の800年〜1000年前、木曽には「木曽古道」と呼ばれる道があったそうです。
古(いにしえ)の時代、大きな橋をかける技術もない為、大きな川は迂回して道を開く必要があり、結構、標高の高い場所にその道はあります。
現代でも、その全貌は掴めておらず、その一部のみ整備されています。
キビオ峠
登りきると、車道と合流してキビオ峠なる峠にでます。
当然なにも見えませんが、信州サンセット百選として御嶽と夕日が美しいことで有名らしい。
木曽駒ヶ岳への登山口
この峠は木曽駒ヶ岳の西側の登山口の一つでもあります。
イロハモミジ
紅葉といえばこれ。
由来は子供が「い・ろ・は・に・・・」と数えたことに由来する。
イロハカエデとも呼ばれ、京都の高雄が有名なので、タカオカエデとも呼ばれるそうです。
あでやかで美しい。
黄色から紅色へ
イロハカエデは黄色から赤色へ。
ヤマウルシ
葉っぱに触らないほうが良い、真っ赤になります。
夏はあまり関心を持たれない木ですが、紅葉は美しい。
ヒトツハカエデ? カエデ特有の切れ込みは全くない、先は短く尾状に尖り黄葉する。
葉っぱの形から別名、マルバカエデ。

コアジサイ
雨にしっぽり濡れて、打つ黄色が鮮やかです。

何か葉っぱが厚い紅葉
名前はまだ不明です。調査中。
平沢川
この日が雨は止むことなく、高原内を流れる平沢川も水量が激しく増しています。

庚申塔
翌朝は台風一過の快晴です。
この日は午前中に帰れねばなりませんが、朝早くおきて、周辺を散策します。 なにげなくある庚申塔、信仰の厚さを感じます。
戸隠神社の分社
御嶽神社ではありません、江戸時代盛んであった戸隠講の信者がこの地にいたとのこと。
木曽 御嶽山
林を抜け、展望の良いところからは、御嶽山が見えました。
西側からの御嶽です、丹精な台形が見事です。
月と御嶽。
御嶽 剣ヶ峰
どこから見てもこの3000m級の独立峰は絵になります。
先日の寒波で冠雪したこのお姿は、晴天と相俟って威風堂々の風格があります。

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