錫杖ヶ岳
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2013年1月20日(日)、久々に山を歩こうっと、冬でも雪のない山を歩こうっと、いうわけで三重へ南下しました。 同行二人。
「錫杖ヶ岳」 鈴鹿山脈のさらに南にある布引山地の北端の山です。
登り始めは、「錫杖湖」の少し上流からです。 天気は晴れの予想で、登りだしは順調です。
安濃川の支流沿いをゆっくりと登ります。
川沿いは2年前の豪雨でやられたのでしょうか、どじゃ崩れで荒れ放題
ほとんどは植林地帯を歩きますので、いつものごとく、そう面白い道ではありません。
しかし、
高度成長期に植林された杉やヒノキは、そろそろ商品価値が出てくる年数になってきています。
時々、
がっしりした幹回りが立派な杉に抱きついて、大黒柱にしてもおかしくない立派な木だなあ〜と思ったり。
林野庁は平成21年末の「森林・林業再生プラン」で、10年以内に「外材にうちかつ国内林業の育成」を目指しております。
スローガンは「コンクリート社会から木の社会へ木材自給率50%低炭素社会の実現」です!
この山もいつかは、立派な日本の林業を支える地域になるにちがいありません。
(私は林野庁の回し者ではありません(笑)が、応援はしています。)
そんなことを思いながら、1時間ほどあるくと小さな鞍部にでました。ここからは尾根歩きとなります。

あれっ? 雪があるな〜と思いつつ、
8合目、まだ雪と土が交じり合い
しかしながら、進むにつれてどんどん深くなっていきます。
アップダウンを繰り返しながら、登りは足が滑り始めます。 残念ながらアイゼンなし…。
9合目、ここから山頂までは急坂です。
先行していたアイゼンなしの団体さんはこの撤退を決定、後から来た若い二人組は果敢にアイゼンなしで登って行きました。
さて、我々は・・・アイゼンなし・・・安全第一 撤退です。
今日(20日)は大寒、
一年で最も寒さが厳しいとき、つまりは・・・春に向かい始めるターニングポイントです。
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