風越山
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2015年5月17日(日)は思い切って、木曽まで足を延ばしました。 残雪の木曽駒ヶ岳を木曽側から見たくなって…
こんなに、天気が良かったのに、あまり人に合わず。 初めての山ですが、良い山でした。
風越山、かざこしやま
なんだか良い名前の山です。
出発地点は標高1100m、山頂は1699m、標高差が約600m!うゥ〜!
車で国道19号線をひたすら駆け上がり、上松から林道へはいり、登山口に到着します。
車は止めれて3台ほど、簡易のトイレがあります。
登山口からは尾根に取り付き、ひたすらジグザグの道を、新緑を愛でながら歩く道です。
呼吸を整えながら・・・ゆっくりゆっくり、時間をかけて歩きます。
登山口から2.5時間ほど(標準1.5時間)で、カヤトと呼ばれる場所に到着します。
昔、木曽馬を放牧していた場所で、一気に視界が開けます。 5月の吹き上げる風が、本当に気持ち良い!
といっても平原ではなく、急斜面なのです。 さすが足腰がしっかりしている木曽駒(きそこま)です。
<南側:木曽川が蛇行して南下>
<西側:どこまでも木曽の山々が続きます>
カヤトを過ぎるとやっと、勾配がゆるやかになり、新緑を本格的に楽しめました。
標高が上がるほどに、植生が変化して、白樺林からダケカンバへ。
3時間半もかけて山頂へ到着しました。標準タイムは2時間。
どんな山でも、ゆっくり歩けばいつか山頂に着く。
急斜面など歩いていると新緑の躍動感とも相まって、「生きてる!」って感じがします。
さて、頂上を超えて、ちょっと行くと、中央アルプスの展望地があるのです。
ド真ん中に宝剣岳(2931m)、右には三ノ沢岳(2847m)、左に木曽駒ヶ岳(2956m)・・・
宝剣岳から谷筋がまっすくに、水を集めた滑川のゴゴゴという響きがこちらまで聞こえてきます。
中央アルプスを西側から見ることがあまりないので、予想外の迫力に圧倒され、感動しました。
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