冠山【1,257m】

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■2011年6月4日(土)、梅雨の晴れ間、奥美濃の冠山を歩きました。 以前より行きたかったのです。
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「美濃のジャンダルム」と呼ばれておるようで、要するに岩峰です。奥美濃では珍しい。 岩肌が露出しており、なかなかカッコいい山です。 奥美濃ということは、美濃の奥の奥、福井県との県境にあります。 遠い遠い。 登山口はこの長〜い冠林道の冠峠。 おかげで、山頂までは楽勝登山です。(笑)
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こんな山奥ですが、源平山岳戦合戦の舞台ともなったようです。 平家が北側(福井側)に陣を構え、源氏が南側(岐阜側)に。 とても信じられません。げに、おそるべき人のエネルギー。 屏風山や平家岳など、ゆかりの名前も。
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季節は梅雨ですが、登山道はまことにブナの緑と花々で歩いていても気持ちが良い。
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登山道は稜線を歩きながら、小ピークをいくつか超えて、山頂へ近づきます。 やはりとんがっている山はカッコが良いものです。
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このあたりは、ブナ帯を歩きます。 そう巨木はないですが、やはり新緑は美しい。
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岩峰直下に、ささっぱらがあり、冠平と呼ばれております。6月下旬にはニッコウキスゲやバイケイソウが咲くようです。昭和30年には福井銀行の方が遭難。遭難碑もあります。やはり昔は上級者の山だったのでしょう。
画像 ここのバイケイソウは咲いている” title= これから冠山を直登しますが、北側からは普通の山です。
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ですが、岩山です。傾斜は45度〜60度でしょう。 ちょっとした鎖場もあります。
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このコースでここが一番気持ち良かった。 ほんの20分ほどの行程ですが、岩歩き、足元の花々、ぐんぐんあがる景色を楽しむことができます。 特にこのタテヤマリンドウ!初めてみました! 美しい! 
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3連発! 荒々しい岩肌に咲くので、更に美しく見えます。(急斜面なので写真撮るのがたいへん)
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ほどなく山頂へ到着、今日は遠くまでは見えません。がここは奥美濃、両白山地のど真ん中です。
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冠山 1256.6m 山塊はチャートです。 もとは海底の底。浸蝕が進んだ冠平、チョートが故?に浸蝕に耐えた冠山の岩峰。美濃の最奥の山。 なかなかな山でした。  さぁ 冠山へ。
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