各務原権現山〜初詣
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2021年最初の山歩きは、各務原アルプスの各務原権現山へ。
各務原アルプスは東西に10km連なる低山の山波が美しい。
チャートで浸食されない山々が独特のフォルムとなり、この特異な山波でが魅力的。地質図の上部の茶色部がチャート、この山はそのど真ん中にある。
南側は濃尾平野が広がり、北側には美濃や加賀の高山が見通せて、天気がよければ本当に気持ちの良いエリア。
登山口は「伊吹の瀧」。
人工の瀧らしい・・・横には不動尊もある。
滝は昔、地元の企業が造ったらしい、お不動さんも地元の人に愛されているということか。
尾根筋に出るまでは、つづら折りの登り。
年末年始は天気が悪かったので、今日が山歩きを兼ねた初歩きと初参りとなって。
久々の青空。
尾根筋に出てると、緩やかな道となる。時々両サイドに広がる展望が良い。
ちと、腹の調子が悪いが・・・この調子なら大丈夫か。
そよそよと、ソヨゴが爽やか。
最後の上り、これが各務原権現山への多賀神社への参詣の道。
なかなか、やるじゃないか。いやいや、ありがたいありがたい、と思いながら一歩ずつ上る。
標高が上がるということは見晴らし良くなるということ。
山頂には多賀神社。
日本神話に出てくる最初の神様、イザナギノミコト(伊弉諾尊)とイザナミノミコト(伊弉冉尊)を祀る神社。全国に二百数十社ある。総本社は、滋賀県犬上郡多賀町にある多賀大社。
その神徳は幅広い。夫婦円満、家内安全、無病息災、商売繁盛、厄除けなどがある。特に延命の願掛けが出来るらしい。
山頂の小さな祠だが、ここも二百数十社の中の一つだろうか? ご利益あろうかと、真面目に初詣。良い年でありますように!
2021年1月4日<記>
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