エヒテルナッハ

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■2009年5月31日(土)、曇りがちでしたが、ルクセンブルクの東のはずれの街、 「エヒテルナッハ」に行きました。
この街を基点に久々に起伏のある山(丘)歩きをしました。
もともと、この街は「リトルスイス」と呼ばれる景勝地で、一度行きたかった地だったのです。
【結局、リトルスイスの核心部は、二山向うのミューラータールというところがその場所だった(泣)】
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ルクセンブルグでは最も古い町のようで、ローマ時代から街は造られ、7世紀に英国の聖ヴィリブロードが布教の為、聖堂をたてたのが始まりとか。連なる僧院や修道院もりっぱです。
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街の人口は、4600人程度ですが、通り過ぎるにはおしいくらい、いい感じの街です。
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選んだコースは川向うにある山をグル〜と廻る2時間程度のコースです。 街を抜け、川を渡るとドイツとの国境です、今はフリーですが過去の名残りのゲートがあります。
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取り付きの山道です。この風景なにかなつかしい、そう日本の登山道と同じ感じ夏草がははえ、広葉がひろがり、むっと緑の匂いがする登り(あたリ前ですが)、この感じ、なにやらいい。
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緑のトンネルをしばらくは歩きます。ごく普通の道ですが、登り坂なのがうれしい。 路傍には「ソバナ」のようなキキョウ科の花がたくさん咲いています。ちょっと季節が早いような。
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くさっぱらに出ます。こんな登りは楽しいものです。
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日当たりの良いこんなくさっぱらにはお花がたくさん。気持ちよい。
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景色はどんどん良くなっていきます。
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林に入ったりしますが、新緑が眩しく、鳥のさえずを聞きながらの山歩きです。 途中に東屋があったり、ベンチがあったり、その造作も日本と同じです。 ここらで、欧州にきてはじめて鹿2頭に遭遇、 当然、向うが逃げていきましたが、ほのぐらい林で大型動物にであうとびっくりします。
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階段道もあります。もちろん石造りです。 2段でちょっとあけて2段、う〜ん。傾斜の関係か、歩き方を考慮しているのか。
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今日はやたら大柄な花を見かけます。
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これなんか、「ニガナ」っぽいんですが、色が綺麗なのです。
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この辺りは露岩も多く、ローマの人はこの辺りの石も使っていたのでしょうか。
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こんな第二次大戦の残骸?でしょうか、今は立ち入り禁止の場所もあります。
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くるぐるまわって街にでてくると見晴らし台がありました。 ここには“チャペル”があります。さすが、というか展望の利くところには多いような気がします。
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標高はたったの300m(愛用のプロテレックで計っていますので誤差はご容赦)ですが、なかなかです。
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なんだか、もう一足はやく夏を感じさせてくれました。 つぎは、2つ山向うの「リトルスイス」の渓谷を歩こう!

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