京都 大文字山
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さて、2018年12月8日(土)は京都です。
京都盆地の東に山科があり、そこから尾根道を歩いて大文字山に至るコース。
山科(やましな)って、西から入ると京都盆地の手前にあるのであまり注目させていませんが、なかなかの京都です。
毘沙門堂までは住宅街だが、古いおうちには門構えや垣根が立派で、
玄関の樹木なんかも年期が入っていて、さすが京都って感じ。
山科駅から歩き始めて、住宅がを抜けると、最初に毘沙門堂。
比叡山にいた最澄が毘沙門天を置いたことが起源という。さすがの歴史…
そこからAコース(渓流沿い)を選択したが、倒木に阻まれ迂回にチャレンジするもめげて尾根道、Bコースへ。
京都っぽく、竹林を抜けて…
尾根に取り付き、ゆっくり高度を稼ぎます。東山の南側から北へ向かう感じのコース。
斜面は南向きなので、ちょっと肌寒いが穏やかな日差し、誰もいないし…ゆっくり歩く。
やはり、知らない山をゆっくり歩くのはいい。
常緑樹は小高木では、モチノキ科ソヨゴが目立つ、ゆったりした風にそよそよと、
まさに「ソヨゴ」
明るい緑が、青空に映える、好きな樹木
尾根筋なのでアカマツも多い、これも常緑針葉樹で、青空に意外に映える
青空が広いのは、実は倒木(たぶん台風)が多いので、
日が差し込む明るい尾根になっている。
大きな樹木が倒れるのは残念だが、これもまた自然の摂理、
でも、倒木からまた新芽が出てくるんだなぁ、
これを「(萌芽)更新」と呼ぶ。 パソコン用語ではない。美しい!
明るい尾根を、ゆっくりと ゆっくりと ここは京都の東山
ゆっくり歩いて、植物や地形の観察をしながら、大文字山山頂へ、465m。
突然に南側が開けて、感動します。 なかなか良い演出。
山科、境の東山、京都盆地の南部
奥へは大阪平野、生駒山
山頂直前でお会いした地元の方と少し山談義。
京都盆地全体を眺めるに、大文字焼きの火床へ。ここは京都を眺めるには最高
大文字焼きはお盆の京都の風物詩。 この「大」は左大文字。左側のたれ。
あぁ、京都だ京都…
この東山、向かいは愛宕山、北山、この町は山歩きにもとても良い場所。
大阪に居た学生時代から今に至るまで、今日まで含めて思い出いっぱいの場所です。
法然院、安楽寺、哲学の道、永観堂、南禅寺、さいごは あぁ八坂さん
数知れぬ思いでに浸りながら、東山界隈を観光客に紛れて歩きました。
東山はいい。
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