Coo(コー)の滝と前山【450m】
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■2010年1月23日、
曇り時々晴れ(雲の覆われ率80%)
。
アルデンヌ山地
(ベルギー東部の丘陵地)に美しい景勝地をGoogleで発見、早速歩いてきました。
べルギーにある唯一のこの山地は
オランダ、ドイツ、フランスまで続く、大丘陵地帯
です。 まあ、楽しいピークハントはできませんが、なだらかな丘陵はボ〜っと眺めるには気持ちよい。
この谷あいに
Coo(コー)と呼ばれる山村
があります。
アンブレーヴ川の流れは、緩やかで、ちょっとしたレストランやホテルもあります。
ここには、
ベルギー一(たぶん)の落差を誇る“滝”
がありました。
“コー(Coo)の滝”
です。 Googleで発見したといっていたのは、この滝でした。
最大落差は15m!
18世紀にこのあたりを勢力圏としていた
スタヴロの修道士達が今の姿
にしたそうです。
昨年、ルクセンブルクのリトルスイスでみた滝より、立派ではないか。先週小雨がふったこともあるのでしょう、水量も豊富で、滝のそばに立つと大迫力です。(日本の滝とは比べるまでもないですが、久々に滝をみてうれしい)
村には教会が当然あります。 古色蒼然として、いろんな石を組み合わせたこの
土地独特の建物の色合い
をしています。 その教会の向うに、こんもりした山を発見。なんとなく、ピークハントができ景色がよさそう。 村歩きでは飽きますので、登ることにしました。
取り付きはすぐ見つかりました。 赤白コースを選びます。
落葉広葉樹の森で、当然葉っぱはすべておち、
冬枯れの山っていう感じ
。こんな風景は日本と同じ。
花崗岩でしょうか、岩があちこに露出しています。
1時間ほど登ってもまだ、滝の音が眼下から聞こえてきます。それとことは苔むす樹木が多い。 標高(このへんで400m)の割りには、寒冷地で湿気も多いのでしょう。
途中に中高年のおばさまのグループに出会います。 “ハイ!”といったら、ボンジュール?と応えられ、ここはフランス語圏だっけ?
山頂(近く)の見晴らし台に到着しました。 標高450m!! アンブレーヴ渓谷が一望です。 ぼ〜と映っていますが、実際ももうちょっと良かった。
麓にコーの村があり、その右は人造湖です。 ベルギー唯一!?の水力発電所があるとか。
“曇の覆われ率80%”(笑)の久々のピークハント
でした。
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