武奈ヶ岳【1,214m】

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滋賀県琵琶湖の西岸にそびえる比良山地の最高峰 武奈ヶ岳を歩きました。
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以前、琵琶湖側から登ったことがあるので、今回は西側、通称 鯖街道と呼ばれる街道側、坊村からが登山口です。
比良山荘は最初は登山用の山荘だったそうですが、今や関西のオーベルジュとよばれるジビエ料理を出してくれるとか。
アユの炊き込みご飯など絶品だとか、この落ち着いた佇まい、一度とまってみたいおとなな隠れ家みたいなところでしょうか?
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若狭(福井)で取れたサバに塩をまぶして夜も寝ないで京都まで運ぶとちょうど良い味になることから、運ぶ人達は「京は遠ても十八里」といって夜通し歩いたそうです。いまでの街道沿いはサバ寿司屋さんが多いとか。
登山口には、地主神社や明王院などがあり、いまでも相当立派な構えです。ご挨拶してから登り始めます
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登り始めから相当の急坂です。その上、植林帯なのでまったく面白くありません。
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比良山地は「地塁山地」です。琵琶湖の西岸に大断層、この山の西側に大断層、この山地は両方の大きな断層に挟まれて隆起した山地なのです。 その成り立ちを考えれば、急坂もいたしたかありません。
それでも1時間ほど、ぐいぐい上がると、待ち焦がれた黄葉と黄葉が見えてきます。
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右のこい黄色は、コハウチワカエデ ちょっと小ぶりでの 赤みをおびた美しく黄葉します。
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やっぱり美しいです。 “コ”のないハウチワカエデ 紅葉します。 英名はフルムーンメイプル。 やはり、紅葉はの紅、赤、朱色がいいですね。特に、楓の赤は鮮烈です。
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御殿山という山の手前の名もない谷の紅葉が最高でした。(ヘボな写真では表現できない 泣)
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カジカエデ 山のモミジです。 渋い黄色が味わい深い!
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これもハウチワカエデ 黄色から濃いオレンジ色、そして赤色へ 本当に美しかった。 この樹の下で、「美しい なぁ」とつぶやいていたら、横を歩いていたおば様達に「(綺麗じゃなっくって)美しい?」と関心?されてしまいました。
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標高も900mを超えるともう紅葉は終わっており、ちょっとさみしい。 御殿山を超えると、武奈ヶ岳が視野にはいります。 西南陵を歩きます。 山頂部は日本海からの強風であまり草木が育たないので、低木しか生えておりません。
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約3時間弱で山頂へ、1214mです。
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山コーヒーをゆっくりと飲みながら、“自らの感覚を風景に見、風景を自らの感情にする”この瞬間が良い。 東側には稜線の向こうに琵琶湖が。
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南側や北側は比良山地が続きます。一番遠くが蓬莱山【1,174m】
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西側には滋賀県や京都府の山々が延々と続く。
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高山ほどの鮮明な紅葉と黄葉ではありませんでしたが、大満足の山歩きでした。
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