荒島岳【1,523m】
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■2011年10月10日は前夜車中泊で、日帰りで荒島岳を歩きました。
往復8km、標高差1200m、時間で7時間(含む休憩)でした。
本当は、別山(2399m)を、鳩ヶ湯新道で登るつもりでしたが、林道が崩壊しており通行不能(調査不足)でしたので、その南側に位置するこの山を歩きました。 別山は別の機会といたしましょう。
入口は旧勝原スキー場です。もう使われることのないゲレンデに、時代の流れを感じます。
既に深山の雰囲気で、山がとっても深い。
スキー場のリフトの最上部をすぎるとブナ林が始まります。
日本のブナは斜面にあるので風雪に耐えていろんな形に変形しています。
左は幹がゼブラ模様? 右は異形です、左側の樹はだれがつけたか“トトロの木”だそうだ。
根っこも地面に縦横無人に張り巡らせ、踏ん張っていますね。
このコースは急坂が続きます。 こういうときは“自然観察”をしながらゆっくり歩くことにしています。
どんな山道も、ゆっくりあるけば最後は山頂まで到達できます。 ゆっくりゆっくりとね。
もみじはまだまだ早いですが、紅葉も黄葉も楽しめます。特に紅葉は久々なので、どんな葉っぱでも愛おしい。
どんどの標高があがるとさすがに深山の雰囲気が漂ってきます。
シャクナゲ平を過ぎると、後方に小荒島岳(1186m)も
前方には、いくやまのピークを越えてその先には荒島岳が見え隠れ。
4時間弱で、山頂です。 はあはあ、なんだか今日はとても疲れています。
ゆっくり歩いたので、じっくりこのブナ林の澄んだ空気と初秋の雰囲気を楽しむことが出来ました。
さて、さて山頂からは360度の展望も楽しめるはずです!
北側には目の前に白山と別山が!!!!!・・・・・・・?
まったくガスガスで見えません。(泣)
南側はかろうじて、稜線が見渡せます。 遠くは・・・能郷白山方向。
両白山地(白山と能郷白山)の中間に位置する山でもあります。
山頂で“山”コーヒーを飲んでいたり、途中の登山道で、疲れて休んでいると地元の方々に話しかけていただきます。
「・・・のう〜」「・・・でね〜」と独特の語尾を上げるアクセントは越前の方言でしょうか。
地元に愛されている山なんだな〜。かの深田久弥さんの地元の山でもあります。
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