駐車場も広大だ。
世界遺産に登録された後できたらしい。
中高年の方々をのせた登山ツアーバスまで来ていた。
天気は晴。
白神山地といえはブナ。
別名シロブナ。
日本海側のブナは葉っぱがまるみをおび少し大きいらしい。
山深い雰囲気を醸し出す。
登山口は２００ｍ、白神岳は１２３１ｍだから１０００ｍは登らねば。
まだまだ緑がまぶしい。
植林されない、本来の自然の姿がここに。
ここのブナ林はなぜ人の手がはいらなかったか。
都市から遠く開発の魔の手から逃れたという地理適幸運。
ブナはそもそも加工しにくいらしい。
当然、標高が高くなる奥深くなるほど原始の姿はのこされるのだろう。
最盛期ではないが紅黄葉が美しい。
振り返ると日本海が見える。
海から近いことが良くわかる。
尾張地方に住むわたしには、海と山がこんなに近いなど見慣れない風景なので、しばし見とれる。
ハクサントリカブトか？。
あまり花のない季節にほっと一息。
山頂。１２３１．９ｍだ。
ここより東は“世界遺産”だ。
登山バスツアーの元気なおばさん達とであう。
標高差１０００ｍは相当厳しいと思うが、彼女達はどこまで期待してこの山の頂まできたのだろう。
たしかにブナ林は原始そのものだが、絶景やあっと驚く動植物に出会える山ではないのだが。
山頂からの東側。
まさしく、世界遺産を見下ろしている。
錦を織り成す紅葉が見事だ。
機会があればこの中に入山してみたいものです。