ツェルマット
■2008年8月4日(日)から9日(土)までツエルマットに居りました。
ソファーに横になり、朝な夕なにこの山をぼ〜と眺める至福の時間をすごしていました。
夕焼けにそまるマッターホルンです。
ほぼ一日中、雲が山頂部を覆っている日がありました。
三日月と。
この村、19世紀半ばまでは、アルプス超えの物流ルート上にある寒村であったそうです。
家畜とともに暮らす素朴な生活。
本当に“アルムおんじ”が「やあ、チーズはいらんかね」といって出てきそうです。
それまでの寂村であったこの村は、マッターホルンの初登頂を機会に劇的に変っていきます。
ウインパー登頂後、この村はマッターホルンや4000m級の山々への登山基地として発展します。
家々も景観をたいへん重視しているのでしょう、ホテルもアパートも切り妻の木製、窓辺にはカラフルな花々が飾ってあります。
朝焼けのマッターホルンを見た日は、当然のことながら暗いうちから起きています。
最後の夜、「ツェルマット」の名前を知るきかっけとなった、「ツェルマットの夜」(ジグゾーパズル)のイメージに近い写真を撮ろう思い立ち、坂道を駆け上がり、ともかく写真を撮りました。
尚、右側の写真はネットで「ツェルマットの夜」を検索した結果、一番私のイメージに近いパズルを探しあてました。でもパズルは縦だったような気がするし、マッターホルンももっと月明かりに照らされていたような気がしますが、なにせ30年前のことゆえ。