パリ サンジェルマン
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■「ソルド」の季節、いわゆる“バーゲン”の季節がやってきました。
７月３日(土）、妻も娘も、そわそわと、しかたなく(笑）パリへ連れて行き、その間に私はパリ逍遥。
最新のブランドショップや若者が集まるセーヌ川左岸のサンジェルマン地区へ、そこで妻娘とは別れ、オペラ座裏の老舗デパート「ラファイエット」で落ち合うことに。私は、ゆっくりと歩いて廻ります。約４時間、約８ｋｍ。
凱旋門やルーブル美術館、オペラ座などの地区がちょうパリの真ん中、この地区はその南にあたるので、南から北へぐるぐるしながら歩いたイメージです。
「世界ふれあい街歩き」第二弾、松田洋治??風、ここが、パリ最大の文教地区、カルチェラタン地区か、さっそく大学が見えてきたな。 おお、ソルボンヌ大学だ。
「Collage De France」っていうんだ。１２世紀前半に紀元があるヨーロッパ最古の大学の一つらしい。
やっぱり、風格があるな。いまはこの地区に１３の大学に分散しているらしい。本当に学生の町だな。
フランス大統領サルコジも、日本人なら岡本太郎(芸術家）や長塚京三(俳優）さんもこの大学を出ているらしいが、ここを「芸術は爆発だ！」といいながら歩いていたのかな〜。
そうそう、この地区に来たのは、大学を見るためでなく、その前にある登山道具のお店を覗きに来たんだ。
“Au Vieux Campeur”か、フランス語って読みにくいな。最後はキャンプっていう意味だな。
あったあった、建物の外観だけじゃ、わからないな。この建物の１フロアーか。
よく見たら、このお店、たくさんあるな。 こっちは、登山服専門、こっちは寝具、めがね、なるほど、大きいな。
商品で分かれているんだ。
ここは、ロープやカラビナ、アイゼン、（中へ入ると）凄い一杯種類があるな。アルピニストの世界だ。
お客さんは老若男女、いろんな世代がいて、日本よりマーケットが広いんだな、やっぱり。
（ちょっとした買い物をして）
さて、リュクサンブルール公園へ行くか。なにげない街角にも教会があって。
「リュクサンブール公園」、リュクサンブール宮がありので、昔は宮殿とそのお庭だったところを、今は開放して市民の憩いの場になっているそうだ。
これが、リュクサンブール宮、いまはフランス上院が使っているらしい。なんとも贅沢な上院だな。
マロニエの葉の緑が、ほどよい木陰を作り、
中央の池では、子供達が（備え付け）のヨットのおもちゃと戯れ、
この風景って、「のだめカンタービレ 最終楽章<前編>」の場面にあったような。
楽団がまもなく、音楽を奏ではじめるのか、
それにしても、たくさんの人で賑わっているな。
暇を潰しに来ているのではなく、“ゆっくりすごす為に”来ているって感じ。
「自由の女神」だ！ 解説文によるとニューヨークへフランスが贈ったあの、モニュメントの準備に使った原像？
なるほどね。
そろそろ北へ、いかないと時間が。
「サン・シュルピス教会」だ。 １７世紀の建造物、ネオクラッシク風。
中は、っと。 ドラクロアの「ヤコブと天使の戦い」という1856年のフレスコ画だ。 う〜ん。
ナポレオンの栄誉をお祝いする７００名も集めた祝宴が開かれたこともあるんだって。
この教会、「ダ・ヴィンチ・コード」でも出てきたようですが、その割には人がすくないな。
ブランドショップやカフェが増えてきましな。ゆっっくりと見ている時間がなくなってきたぞ。
「サン・ジェルマン・デ・プレ教会」
紀元が６世紀！、 パリでは珍しいロマネスク様式の教会だ。
有名な教会のようですが、一番奥にあったこの木造彫刻が印象的で。 円空仏みたい。
さて、セーヌ川に出た。 ボン・デザールという鉄橋。
東にシテ島、右にルーブルを見ながら。やっぱり、川沿いは気持ちよい。
ルーブルの近くで、バイオリンやチェロでのストリート演奏、演目は「四季」、さすがですね。
中央のおばあちゃんが、この後“指揮”をしていた、さすがです。 第一楽章まで聞いてしまいました。
そういえば、来るときに地下鉄で、大の大人のりっぱな四重楽章もやっていたな。音楽の町だ。
そんなことをまってたりとしているうちに、時間が。オペラ座通りをひたすら北へ。
街歩きが“街走り”になってきまたぞ。
ほほ、時間通りの５時に待ち合わせ場所の「ラファイエット」に到着。結構疲れたな。しかし、すごい人。
結局、妻と娘は、ほとんどなにも買わなかった。よしよし。（笑)
のんびりゆったりできる街、音楽を堪能できる街、人がエネルギッシュに動く街、やはりここは大都会でした
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