ブラッセル春の名園
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■ブラッセルの西の少しはずれたところに、春期間限定のチュウリップを楽しめる庭園があります。
「
Chateau de Grand Bigard
」と呼ばれる庭園です。
2009年は4月9日から5月7日まで、趣向をこらした“春の庭”を楽しめます。
もとは貴族の豪邸なのでしょうか、立派な建物が基本配置され、その豪邸のお庭を開放している感じです。 シャトーですから、
入り口もこんな立派な門
構えです。
チュウリップやヒアシンス、ガーベラなどを主体に庭が造られ、14ヘクタールにも及ぶ広さの庭が開放(有料)されています。
キュウケンホフ
【昨年のキュウケンコフはこちら】
とは違う、豪邸の庭を散策する雰囲気
を楽しめます。
この建物が威風堂々と庭の中央に立っています。
右側にはチャペルも併設されており、チャペルもちょっと華やかの感じで住んでいる人の個性がよくでています。
こんな花を飾った教会は始めてみました。
ここの特徴は、
住居それも豪邸の“庭園風”に仕上げてある?ことです。
お花も建物といるとなにか、花だけをみせるだけでない、なにか違った雰囲気を味わえます。
堀にはカルガモの親子がいたりして。
色とりどりの花々とカルガモも春の風情です。
手入れをしているのか?していないのか?でもなにやらそれなりの風景もあります。
娘が気に入っていた「ハート型」の植栽!
もちろん、
さあチューリップですよと自己主張
をしているところもあり。
私が気に入ったのが、是をみなさい!という飾り方をしていない所
もあること。
持ち主の趣味なのでしょう。石楠花園みたいなところもありました。
薄紫?ほのかに赤い石楠花など、いろんな種類があります。 こういうのをみていると
16世紀からフランドル(ベルギー/オランダイ)やイギリスでフローリストを呼ばれる人々が園芸種の育成/投機にエネルギーを注いだ結果
がいまあるんだと改めて思います。
個性的で、自生ではないが自然な庭造りをしようという意志が感じられる、ゆっくり歩きにはとてもよい感じでした。
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