お盆休みにくれべると車は極端に少ない。
空は満点の星、明けて駐車場から鋸岳を望む。
駐車場から見えた鋸岳が迫ってくる。
風穴による鹿窓や両側に咲く、深山の花々の解説付き。
途中にサルや鹿の親子とも遭遇。
鋸岳は素人が近づくやまではないことが良くわかる。
林道ができるまで、戸台からここまで１日工程だったらしい。
南アルプスの深部をさまよう。
樹林帯を抜けるとゴーロ状の岩塊斜面を歩く。
めちゃくちゃ歩きにくい。
ケルンがたくさん。一番上に三角の石を載せ、形を整える
仙丈ケ岳を遠望。
天気がよくて、空も青い。
仙流小屋の主人以外、ここまで登山者に会わず。
その奥は甲斐駒ケ岳。
聞きしにまさる、圧巻。花崗岩の巨大な塊！
再び樹林帯を縫いながら高度をあげる。
背後に南アルプスの山々への展望がどんどん開ける。
山梨（東側）から雲が出てくる。
はよ行かねば、山頂も雲に隠れてしまう。
深山の花が顔をみせる。
ヒメジシャン?もハイマツの根元に。
その向うに仙丈ケ岳(3033m）
そらには高層雲。
ほっとひといきできる風景。
眼前に甲斐駒ケ岳。
均整の取れた形と岩肌、やっぱり迫力があります。
ところが、時間切れ!?
ここで折り返せねば、指定時間に帰宅できない。
まあ、次回にあの山は残しておこう。
どこまでも続くと錯覚させるほど高峰と深い谷の重なり。
真ん中が北岳(3193m）。すこし手前に栗沢岳。
右に塩見岳(3047m)・仙丈ケ岳(3033m)。
左に鳳凰三山。オベリスク(2764m)のとんがりが良くわかる。
その向うに富士山の斜面が見えかくれ。
南アルプス歩きは始まったばかり、これからがんばります。