濃霧の向こう側
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伊吹山を歩いた 梅雨の晴れ間 もうすぐ明けるだろう
標高1,377mに過ぎないこの山は 石灰岩の独立峰で日本海側の気候のおかけで
植物種1,300もある、植生豊かな山
今日下界は34度、山頂部は18度で別天地
ただ、霧と強風でスカイラインや頂上にはほとんど車も人もいない
ただ一人 東回りコースで 花を愛でながら 時にたたずみ稜線を眺める
強風で体が揺れる しゃがんでやり過ごす
強烈な風で流れる濃霧で一歩先も見えない
写真を撮るにも一苦労、でも
ここは天上の楽園 足元は夏の高山植物が咲き始め ひとつひとつに心が洗われる
空を見上げると 一瞬の青空 その向こうにぐんぐん成長する積乱雲
この一瞬!
霧の向こうは夏
さぁて 重い腰を上げて 行こうか
2018年7月1日 [記] 7月2日[改]
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