ネイチュア・フィーリング
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■?見える?が ?見えなく?する…自然観察指導員■
2018年3月16日・17日に、三重総合博物館にて「ネイチュア・フィーリング」なる研修会に参加。
主催は日本自然保護協会。館長もご挨拶。
自然を五感で感じるとは、言葉ではわかっていても、こういうことか!っと目から鱗の研修だった。
全盲の先生がいた。一緒に、幹や枝や冬芽を触りながら、語るその言葉には一つ一つが勉強になる。あたりまえだけど、目の見える私とは感性が違うから。
・白梅を触りならが、匂いながら
「白梅と紅梅が匂いが違う気がするの…白梅は清楚な私みたいな感じ(笑)」
⇒匂いか、今まで花の匂いはかぐことも少ないが、その差はあまり考えたことすらない!
・アラカシの幹や枝の肌触りを確かめながら
「知った事を教えようとしないで、その人が感じて知りたいことを語り合おう、目が見えないと、その人の言葉からは
逃げらないの。だって、目をそらして空を見たりできないんだもの。(笑)」
⇒目が見えないってそういうこともあるな!!
・サクラの枝の先端を触って
「花のつぼみと葉っぱのつぼみは柔らかさが違うの」
・ソヨゴの幹を触りながら
「音で森の高さや葉の大きさがわかるようになる」
⇒樹木を実際に揺らしてみると、確かに音の方向と高さが分かるようになるかも、小さい葉っぱと大きな葉っぱは音が違う…さわさわとざわざわとか

聾学校の先生の言葉
・「見ると、見逃すことはたくさんある。サクラだとわかるともう触らない人が多いでしょ」
・「木の幹の大きさは、両手を広げて、筋肉や骨を使って体で測るとその気を忘れない」
・「全盲の人を日之出を見る。日之出前の静かな世界から、やがて鳥がさえずり始め、徐々に賑やかになるのを音で感じ、日之出の瞬間は太陽を見れないけど、空気が通り過ぎることを感じることができる」
・「見える人は、それがサクラだってわかると、もう触ったり匂ったりしなくなるのよ」
・「今はTVで何でも見れるけど、触って匂って舐めて、それが体験、体で覚えるってこと」
これが五感を使うことの極意か!!
世の中、まだまだ知らない世界がたくさんあって、感動に満ちているなぁと実感したすばらしいい研修でした。
あわせて、白杖の方への話しかけ方、リードの方法、曲がり方、狭い道の通り方、など実体験で学んだ。
町で見かけたら、ちょっと勇気を出して話してみよう。