みろくの森


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■「みろくの森」の魅力■

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「みろくの森」は我が街の北の外れにあり、
家の窓からも眺めることができ、自転車で気軽に麓まで簡単に行くことが出来ます。
最高峰は弥勒山の437m、南の大谷山・道樹山と合わせて春日井三山と呼ばれております。
麓には緑化植物園が広がり、その向こうには江戸時代の治水事業でできた築水池とその周辺の丘陵地が広がりエリアは広大。

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全体の総称が「みろくの森」です。
ここ数年で、春日井市とNPOが熱心に里山復活を目指した整備を進めており、歩いていても気持ちの良い山道が出来てきてます。
植林地帯は間伐と下地の手入れが進み、おかげで陽が林床に届き、新たな植生へ変遷の途中。
歩く道にも東屋が点在して、看板が整備され、かといって過度に整備はされず、ほどほど。
必要最低限の整備は歩いていても気持ちが良いものです。 だから、癒しの森。

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いくつかある山頂への道は、自然林も多く、常緑のシイやカシ、落葉樹のナラなど樹木の種類も多い。
築水池周辺には湧水も多く、小さな湿原や湿地性の植物の保護活動も盛んです。
植生が豊かになりつつある中で、本来の食物連鎖が戻りつつあるのでしょうか、野鳥の囀りも美しく聞くことができるのです。
手を入れすぎず、適度に人の手をいれることで、豊かな自然に復活してきていることが実感できます。

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道標一つとっても、ごちゃごちゃいろんな団体のものがあるわけでなく、シンプルなものが適度に配置されています。

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樹木や花の勉強、思いの整理、ストレス解消など、この森へ入る目的は様々ですが、いつも変わらぬ自然の美しさは、癒し効果、ヒーリング効果は抜群です。

かれこれ20年以上、この山をふらふらしていますが、飽きることはありません。
やっぱり、近くにこんな里山があるのは幸せなことです。

2011年に欧州から帰任して以来、森についての勉強を始めました。その点でもこの山はとても良い勉強の場にもなっています。
春はリンドウやショウジョウバカマなどの花が咲きます。
築水池あたりは愛知県の絶滅危惧種であるシデコブシが美しく優雅に花開き、

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夏は新緑がまぶしく、秋は落葉樹が紅葉します。
築水池から眺める弥勒山はなかなか見事な錦の絵模様。

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秋にはどんぐりをはじめカシやシイの木の実はもちろん、秋雨が降ったあとにはキノコもニョキニョキ(笑)
赤の可愛いのが、タマゴダケの幼体で食べれるらしい!?
白いのが、シロオニダケの幼体でこれは毒!? 見た目ではわからぬキノコの世界
そんな秋の楽しみもある。

冬は冬枯れの森を歩くのも良い。サクサクと枯葉を踏みしめながら、寒いけど大きな空を眺めます。

でも、秀逸は山腹や山頂からの景色でしょう。
たったの437mの山ではありますが、南から西側は濃尾平野、北から東は岐阜県側の山々をひろびろと望むことが出来るのです。



冬の空気が澄んだ午前中
運が良ければ 白山〜御嶽〜〜と中央アルプスまで 見渡せた時のその爽快さは、なににも代えたく荘厳で美しい。

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季節や時間問わず歩いていますが、裏山ですぐに家に戻れるという利点から、歩く時間帯は週末の夕方になることが多い。

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山頂から南側は広大な濃尾平野が広がり、天気がよければ鈴鹿山地に沈む夕日がことのほか美しい。
そんな時間、山頂には もう誰もいません。

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一人夕日を眺めながら、熱いコーヒーを戴く。
先週はあんなことがあったな〜 来週はこうなるといいな〜 いやいやそうしよう! 

なんて、独りで思いに浸る瞬間です。

2013年3月9日<記>  2019年1月5日<「丘」改>

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