八島ヶ原湿原

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2014年8月2日(土)山歩きをするつもりでしたが、前日の雷と積乱雲をみて、 (いつものように) あっさりとあきらめて、霧ケ峰にある八島ヶ原湿原へ。

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早朝の7時台に訪問しているので、人影はほとんどなく、夏の八島をグルリンパしました。ゆっくり歩いて約2時間。
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ぱっとみの素人目には、“のぺっとした広い湿原だな〜”が第一印象です。
いろいろビジターセンターで勉強してみると・・・
本州の南端の高層湿原、生成は12,000年前から泥炭の積み重ねが始まり、今では8mを超える深さとなっているそうです。
尾瀬ヶ原は約8,000年前、深さは5mらしいので、規模では敵いませんが歴史では尾瀬よりも古い!
湿原研究で世界的に有名なJensen博士曰く、
「これほど見事なものは世界中でベルギーに1ヶ所あるのみだ」との賜る程。
ベルギーの湿原って以前歩いたことのあるオートファーニュ湿原のこと?
なつかし〜〜〜〜
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標高は1650mにありますので、早朝歩きは気持ちが良い。夏はこうでなくっちゃ。
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古い湿原ですから、カヤ類やコケ類の群落湿原がみどころのようですが、素人にはわかりません。
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湿原は酸性なので植物に限りがありますが・・・
周辺には大きな群落とはではいきませんが、高山植物が百花繚乱でした。
青空をバックに、色とりどりの花を愛でると、それだけで気分爽快になりました。
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もう積乱雲が出てきました。 これもまた夏の風物詩、今宵も雷や雷雲にならねばよいですが。 いずれにせよ、ここは大観光地、混む前に退散します。(笑)
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あっ そうそう
この湿原は2つの大きなドーム(凹地)から始まっています。
1年で約1?ずつの速度で、ミズゴケなどが積み重なり泥炭となり・・・今やその2つは繋がっています。
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グーグルで覗いてみると、その形はハート形!!! 悠久の時間のいたずらです。
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