ポンポン山【679m】

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2013年4月28日(日)、京都と大阪の間にあるポンポン山を三人で歩きました。
京都盆地と大阪平野の両方を見渡せる、この辺りでは大人気の展望の良い山なのです。
バリエーションルートも多いようで、ポピュラーなコースは、本山寺から善峰寺へ貫けるコースでしょうか?
この日は、車なので本山寺から山頂、川久保溪谷を通って一周するコースを取りました。

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この おもしろい山の名前の由来はたいへん興味深いんです。
もっとも有名なのは、
山頂で足踏みすると“ポンポン”と音がすることです。(笑) でもこれは本当!
実際 三角点の左 三歩ぐらいのところを足踏みすると
地面に“空洞感”のたわみの感触がありそんな音がするような気がしました。
私が息子と楽しんでいると、多数の方も試しておりました。

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もう一つは、本山寺(ほんざんじ)の転訛説です。
ほんざんじ→ほんざんじのやま→ほんほん山?
登りはじめは、その本山寺でした。 日本三大毘沙門天の一つ。
7世紀に役小角の草庵に始まる歴史あるお寺です。
戦国時代に焼失しましたが、豊臣秀頼が再興したそうです。
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最も、学術的なのは、「この周辺の山ではポーンと一つ高い山だから」という現地の古老の話です。
先斗町と同じくポルトガル語のポン(一番)が根拠ではないかという説です。(いずれも出典ウイキペディア)
いやいやこんな楽しい山の名前を考えながら、しゃべりながら歩くのも楽しい。

登りの尾根道は、植林地帯が多いですが、時折現れる自然林を通ると、緑の風がとても気持ちが良い。

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下りは、川久保溪谷を下ります。
登りはわんさか人がいましたが、この溪谷沿いはほとんど人がいません。
登山道を整備しているボランティアのおじさんとひとしきり話を聴いたり、鳥のさえずりを楽しんだり、ゆっくり下りました。


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大阪に帰ったついでに父親を誘い、大阪高槻に下宿している息子も誘って、三世代の山歩きでした!!
「今日は親孝行したな〜」と息子に言ったら、「俺も…」と笑っておりました。
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