比良山地 蛇谷ヶ峰【901m】

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琵琶湖の西側、比良山地の北端の山。
通年は豪雪地帯らしいが、この冬は暖冬。この日も、雪も少なく、風もなく、快晴で、快適な山歩き。

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歩き始めは、朽木スキー場だが、全く雪もなく。
でもさすが比良の山の奥、スタートから自然林の森を歩く。それがうれしい。

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自然林はコナラやミズナラ、ブナも混じっている。
琵琶湖の北は日本海側気候の影響が強く、樹木も落葉広葉樹、谷側にや北側には積雪もあり、雪山らしさもみせる。
こんな、冬枯れの森の風景、好きです。

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稜線に出ると、傾斜が緩やかとなり、空が広くなる。
見事なブナなど見上げると、立派な枝振りの先に真っ青な空が見える。
気持ちが良い!!
ほんとうに、今日は良い日和。

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最後の登り、ちょっと雪が深くなる。
いくつかの麓からの合流地点を過ぎたが、相変わらず誰もいない尾根を、一人サクサクと小気味よい音で雪を踏みしめながら歩く。
2時間弱で山頂到着。標高は901m。実に、快適な山歩き。
きっと、この山、新緑や紅葉時は素晴らしいだろう。
比良山地は有名処は歩いたが、それなりに人が多い。この山は静かな山歩きが楽しめるかもしれない。
そう思わせる山はなかなかない。

山頂からの360度の展望がこの山の売りだ!
東に安曇川が造った大きな三角州 高島、確か近江商人の町、高島屋もここからと記憶している。
その向こうに琵琶湖、その先に鈴鹿の霊仙山と伊吹山が冠雪していて、美しい。
南側は比良山地が続く・・・一番高いのは武奈ヶ岳だろうか。
いつか縦走してみたい。こんな自然林豊かな山ならなおさらだ。
そんなことを思いながら、山頂でまったりと飯を食べる。至福の時間。
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2020年2月24日<記>

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