伊吹山北尾根　笹又

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■２０１１年４月３０日（土）GWは天気は思わしくありません。　天気も不安定らしいので、天気がなんとか持ちそうな今日、伊吹山の北に広がる“北尾根”を歩きました。
近年ここは、伊吹山北尾根コースとして整備され、北からの国見峠と東からの笹又の２つのコースがあります。
前者は数年前に歩いてので、今回は笹又コースです。　御座峰までの往復８ｋｍ程度、５時間計画。

もうちょっとすると花のコースとなるのですが、まだちょっと早く。　麓で二人だけ花探しをしているおば様達をみました。

　

笹又から静馬ケ原までは谷筋をじぐざぐに登ります。

標高700ｍから尾根筋１06０ｍまで標高差360ｍをゆっくりゆっくり歩きます。　静かです。

花はないといいつつ、~~ネコメノソウ~~ ネコノメソウ（猫の目草）はたくさん。よく見るとかわいものです。

　

ショウジョウバカマは全開。

その他の花々、適当に撮っていたので大方ボケています。

尾根筋にでると伊吹山ドライブウエイの直下をトラバースしていきます。

伊吹山は石灰岩の山です。　石灰岩がこのようにごろごろ。　よって花もたくさん、麓には鍾乳洞もあります。

ザゼンソウ：サトイモ科の多年草。見た目は変わっていますが、なかなかの植物のようです。　開花するときに発熱２５度するようで、雪をもとかし、福寿草同様に早春に咲き、虫を独占して集め早期に受粉する戦略のようです。

谷側は結構な急斜面です。　左からす～っと伸びやかな稜線が北尾根です。中央が御座峰（1070m）。

静馬ケ原へ到着、ドライブウエイにもっとも近づきます。　伊吹山が遠望できます。　日本百名山、1377m。

その向こうには琵琶湖がうっすらと。

ささっぱらをさらに登ります。

北尾根の最高峰？　１１２０ｍあたりに到着。　景色が良いので、ここで昼食としました。美濃の奥山が見渡せます。　冠雪した山は能郷白山でしょうか。

目の前にこれから行く北尾根、その向こうに白山が遠望できます。　静かで、そして風が___ あ～　気持ち良い。

っと、ここで、突然のにわか雨と雷！　もう十分に景色を堪能したので、あっさりと引き返しました。（笑）　またいつか花の季節に来ましょう。麓の笹又には、「さざれ石」があります。
万年の年月が作り出す“石灰質角礫岩”です。　この伊吹山が主産地。

これは、「君が代」の由来となったといわれるさざれ石です。　岐阜県の天然記念物に指定されている。

“君が代は　千代に八千代に
さざれ石のいわおとなりて　苔のむすまで___”　苔むすさざれ石を目の前にすると、なかなか味わい深い歌詞です。
　

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