ベルギー最大砂丘　スヴィン自然保護区

■2010年2月7日、曇り時々小雨。ベルギーの北海側、オランダとの国境付近の「スヴィン自然保護区」を歩きました。
ここに、ベルギー最大の砂丘があります。

Googleで見ると、東西６ｋｍ、南北が一番深いところで２ｋｍといったところでしょうか？鳥取砂丘には到底及びませんが、なかなかな所です。

天気は、霧でした。気温は何とかプラスなので、まあちょっと気合を入れれば歩けます。
８ｋｍほどの砂丘歩き。
入口はいくつかありますが、西側から入ります。自転車禁止、乗馬禁止、車椅子用の入口があったりして、欧州らしい。

砂丘と塩性湿地と干潟と小川と池といろんな地形色が豊かです。これは池だと思いますが、砂丘の横にこんなりっぱな樹木帯があるのも驚きです。曇っているので、池面も美しい。

突き抜けると、砂丘地帯に突入します。人の足跡、乗馬の足跡。

１０ｍから２０ｍの砂のうねりが続きます。

砂丘には意味不明な残骸も、これは！？砲撃台？防空壕か！とも思いましたが、コンクリートが新しげ！？

植物もあるにはあるが、名前が分かりません。やたらとあった、枝先がトゲのような低木。

大きな池もあります。渡り鳥らしき鳥達がいました。が、残念ながら、今はシーズンオフの為か、整備工事中で核心部に入れません。ヒシクイ、地中海カモメ、アジサシなど相当数の鳥がいるらしい。満潮時には海から、海水が入り混み、水かさも増し、独特の生態系を造っているようです。

突如、オブジェが、海岸沿いにある自転車・遊歩道側から入れる展望台にありました。うさぎと馬の合体作！？たしかに、この丘陵砂丘にもウサギを見かけました。

砂丘はまだまだ続きますが、半分あたりで戻ります。帰りは海側を通って。

砂丘はイギリスやデンマーク、オランダにはもっと大きなものがあるようです。岸縁を歩きながら、はるか対岸の英国やこの北東側に延々と続く先のデンマークに思いを馳せるのでした。すかっと晴れた日にきたら、気持ちよいだろうな～。

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