八曽山【327m】と照葉樹林

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■2011年1月29日(土)は美濃の最南端の山を歩きました。
八曾山(はっそさん)周辺を山歩き。 標高326.9mの低山です。
このあたりは準平原で、そう大きな起伏がなく、冬でも緑の葉っぱが茂る照葉樹林が多い山域でもあります。
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麓には、五条川など複数の川が流れ、「もみのき平」などのキャンプ場もあり、夏はたいへん賑わいます。 私も子供が小さいときに連れて行った憶えがあります。なつかしい。 もみの木平キャンプ場の駐車場から、ハ曽山〜山伏滝〜物見山〜巌頭洞〜キャンプ場の周回コースを歩きました。 約6km、3時間コース。
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河沿いの休憩所も木製で味があります。鉄とコンクリートよりこっちが良いです。
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渓流沿いを歩くと30分ほどで、八曾キャンプ場に着きます。オフシーズンで車も入れず人気もなく。
ただ、その間にすれちがったのは3組、若いトレッカーペア、壮年の犬を連れた夫婦、西洋人カップル。 若いカップルはいまどきの山歩きの恰好ですし、西洋人二人はまるで森を歩くように楽しげに歩いていました。 ちょっとみない間に、山にはいる客層も変わってきたな〜。
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ここからは山道になります。 キャンプ場の地図によれば、健脚コースです。
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尾根道は冬にもかかわらず緑がいっぱいです。  低木はツバキ、高木はソヨゴやモチノキ、タラヨウなどの照葉樹林です。 湿潤な温帯に分布する常緑広葉樹で、クチクラが発達し葉っぱに厚みがありテカっています。 もちろん落葉樹もありますが、時々現れるこの樹林体の下を歩くと、とても冬の山とは思えません。
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頂近くになると、石造や住居の跡が現れます。 御嶽講のようです。 山頂から御嶽が望めます。このあたりは、そんな山が多いので、きっと昔はたくさんの人が歩いたのでしょう。 今はもうこのあたりは人こないなのか、人の手がもうあまり入っていないように見えます。
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いくつかの住居跡や石碑の横を通り過ぎると、山頂到着です。  八曾山、別名 黒平山、標高は327m、そう高くはありませんが、この準平原の中ではちょっと突き出た山で、景色はよいはずです。 残念ながら、今の山頂は木がじゃまをして展望はあまりききません。
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ただ、手前に展望が抜群の場所があったので、そこで小休止です。 準平原は川が山を削り谷を造り、さらに浸蝕が進んで高低差がすくなくなった地形のことです。 そんな気の遠くなるような時間がこの景観をつくっているのかと思えば感慨深いです。
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奥は先日歩いて私のホームグラウンドの春日井三山です。この平原ととってもよい眺めでした。  青森の八甲田からの眺めを思い出したほどです。 しばし、岩に腰かけて眺めていました。
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この後、100mを下って、谷筋に入り、山伏の滝へ。
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再び登り返して、岩見山へ。244m。
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石見山から八曽山(ちょっとでっぱた山)を望む。
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正面に岩山が望めます。花崗岩の山肌が荒々しく見えます。  ジュラ山脈を思い出しました。あっちは石灰岩ですが。
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ゆっくり出て、ゆっくり歩いていたので、日が暮れてきました。 夕日が照葉樹林を照らして、葉っぱがテカって美しい。(写真ではそうは見えませんが) この後、ヘッドライトをつけて林道を歩き駐車場へ戻りました。
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なかなか、よいコースを見つけました。 準平原の景観と照葉樹林。                               <夕日と入鹿池>
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