大文字山【466m】

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■2011年2月6日(日)は大阪へ行く用事がありました。 途中、京都で途中下車、簡単に登れ、大展望が期待できる「大文字山」を歩きました。
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午後に大阪に行かねばなりません。よって暗いうちに愛知を抜け出し、麓に到着したのは8時前。 さすがに日曜日とは云え、ほとんど人はいません。
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京都三大祭りである、時代祭・葵祭・祇園祭とこの大文字で有名な「五山の送り火」のポスターがありました。 この大文字山は、京都の東山の一角をしめる山です。 出発点は銀閣寺であります。 この時間、門前にも誰もいません。
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このあたりは、風情のある建物が多く、ふらふら歩いているだけで“日本”を感じます。
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登り口は、銀閣寺の裏からです。 東山はそう高くはない山ですが、東側から京都を眺めるには絶好の場所なのです。
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最後の水場、お地蔵さんがあります。
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ちょっとずつ、深山の雰囲気が漂い始めます。
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千人塚、これまた風情があります。 峠のお地蔵様にすぎないのですが、なにやら雰囲気を感じるのは、ここが京都だからでしょうか。
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あっという間に、大文字山の「大」の字に到達します。 “大文字焼き”は弘法大師に起源があり、大師をお祭りしております。 起源は平安時代とも江戸時代ともいわれ、起源がわからないところが、京都の不思議の一つとも。 いずれにせよ、聖霊の送り火、亡魂の送り火であります
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ちょっと霞がかかっていますが、でも気持ち良い。
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これは火床といって、ここは大の字の交点にあたります。
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大の字の右のたれ方向。天気が良ければその向こうは嵐山。
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左のたれ方向。京都市の北側が見えます。
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大文字山の山頂はここでなく、さらに奥へ。 三角点があり、南側(大阪側)の展望が開けますが、今日はちょっと見えません。
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一人でほけ〜とお茶を飲んでいると、地元のおばさんにたくさん話しかけられました。 ここをずっと歩くと、琵琶湖にでるとか、こっちに行くと南禅寺へいく、とっても良い道だとか、ありがたいことです。 東山三十六峰といいますが、低山ながら奥が深いことがよくわかりました。
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おばさんと話していると、麓には「哲学の道」があることを思い出し、急いで下って、すこし歩きました。 ハイデルベルグの「哲学者の道」とはやはりあまり似ていませんが、思索にふけるもう観光地化してしまっています。
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この右側の石畳を歩きたかったのですが、なにやら桜の保全を目的に通行止め、あじけない車道を歩かされました。 それでも、やっぱり、なつかしく、味わい深い道です。 「幸せ地蔵さん」…たくさんの幸せの願いが絵馬に
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「法然院」…法然上人の草庵があり、のちその弟子が念仏道場として建てた。
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画像 ツバキでも有名
本殿内部は基本非公開でした。まだまだ修行の場だそうです。さすが法然上人。
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やはり、典型的な“日本”を感じさせてくれました。 いつかゆっくり山も街も歩こう!!!

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