アルザス
■2008年8月3日(土)アルザスに一泊しました。
フランスの東のはずれ、ライン川を挟んでドイツと隣接するこの地は、アルザスワインで有名です。
古い町並みは、写真の様に、木骨組の漆喰固めのドイツの建築様式が多くみられます。
この地方、かつては神聖ローマ帝国の領地で、鉄鉱石や石炭の産出地であったことから、17世紀から第二次大戦までドイツとフランスの領土争いが何度となく行われ複雑な歴史を経て現在に至っています。第二次大戦ではナチスドイツにも占領されている。(学生時代そういえば習ったなあ)
私が個人的に思い出すのが、 「最後の授業」(1873年月曜物語の一部)です。
そんな複雑な歴史を持つこのアルザス、南北にワインロードなるブドウ畑の丘陵地帯を縫う用に走る田舎道があります。ワインロードと呼ばれています。
その村々に、「花の村」(フランスにある“美しい村100選”の類)なる村も点在します。
そんな村の一つ、リクヴィルという村を訪れました。
この村は特に、戦火からも幸い免れ、古い町並みをそのまま残しているようです。