心躍る〜霧氷
【心躍る〜霧氷】
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■私版「山がくれた百のよろこび」17■
心躍る 霧氷の世界
霧氷、寒い朝 急激に温度が下がると
空気中の霧が昇華して山々の樹木に着床する現象.
名前がいい. 「霧氷」=霧と氷.
この自然現象を見ることができる状況は、
ある程度の標高の山と厳冬期の早朝の寒さ.
ここは、滋賀県北部 綿向山 標高は1,110m、
日本海側の影響を受けて冬は雪山.
見える世界は、白い山と青い空と出来たての霧氷.
白と青、氷の半透明、樹木の枝が輪郭でアクセント.
音は雪に吸収されて無音の世界.
ここに身を置くと…
非日常の世界に身を置くと、なんというか、“心躍る”.
この美しさを噛み締める、この美しい景観の一部になっている実感.
出来立ての霧氷
触ると簡単に崩れるあやうさ、無垢な純粋さ、そんなことに心が洗われる.
非日常の世界に、
そう“心が躍る”.
ワクワクする、
過去も未来も考えない、今が良い・・・そんな感じ.
柄にもなく、いつ以来か…鼻歌交じり、
いやいやノーズフルート
(笑)
2019年1月14日山歩き 19日〈記〉
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